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Hiden-in Temple

悲田院 露地

Kyoto, Japan

 

 京都の南東に位置する泉涌寺の塔頭寺院である悲田院。この庭園は、隣接する茶室への露地であると同時に、思索のための庭園でもある。この庭の特徴は、中門と背後にある垣根である。中門は土で造られた2枚の屏風型、塀は染めた薄板で造られたものである。

   庭の中央には、中世の庭園の須弥山(しゅみせん)のように、庭の核となる大きな平らな自然石がある。また、この石は花を生ける台座にもなり、茶室の床の間のような庭になる。

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