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空の川

​法然院、京都

 

   この世に存在するすべてのものは、常に他のものと互いに影響し合っている。このさまざまな相互作用の全体が、私たちが 「自然」と呼ぶものである。すべてが常に流動的であるため、自然には永続的な存在はない、つまり、永続性が「空(くう)」である。

   自然界の変遷の典型的な例は、炭素循環である。例えば、空気中の炭素を植物が取り込み、それを昆虫が食べ、それを動物が食べ、その動物が息を吐くことで炭素が空気中に戻る。

   「空の川」という作品は、この目に見えない炭素循環を、純粋炭素である「炭」という資材で川を表現しているのである。

   法然院の歴史は1680年までさかのぼり、当初は浄土宗に属していましたが、現在は単立宗教法人となている。意:伽藍内は非公開であるが、4月1日から7日までと11月18日から24日までの間のみ公開されます。

「空の川」作庭ビデオ

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